水曜のレディースデイに竜とそばかすの姫を観た。
TVで流れてるCMから、なんとなく恋愛ものかな〜って思ってたら、
恋愛が本筋の映画ではなかった。
冒頭から孤独な女の子がこれからどうなるんだろって引き込まれたと思ったら
そこから物語のテンポが早くて、あっという間に「U」の世界へ。歌が出てきてさらに引き込まれた。
主人公の女の子が仮想世界「U」で歌う歌がすごく良くて、歌が流れてる時は普通に聴き入ってしまった。しかも、主人公は歌うだけでなく、作曲もしてるという設定!!モノホンの才能だよ!そりゃバズる!!(劇中でバズってる)
恋愛要素も少し出てくるけど、それは一部であって自分が感じたテーマは「孤独」だったな。
自分もすごく孤独を感じて辛い時期があったけど、人に出会って救われた。
この映画では主人公は「U」と出会い、竜はベルと出会い、壁が壊れてく。出会いってもがいて掴むものもあるけど、邂逅に救われることが大半よね....
この映画では、親の死、虐待が出てきたけど、それは一例であって、人それぞれ辛いこと、しんどいことはあると思う。(宇垣美里さんが「私には私の地獄がある」って言ってたけど、本当その通り。)
なんというか、世界観に引き込まれるというより、この世界にこういうこともあったらいいなって、ちょっと明日に希望を持ちたいと思う映画でした。
公式サイトは以下。
↑細田監督って夏の青空好きだよね
映像は言わずもがな、綺麗でした。劇中で出てくるベルのドレスはお花屋さんがデザインしているらしく、芸術品としてすごく綺麗なので映画館で見るときはぜひ注目してみてください。
ストーリーに関係ない感想としては
「仮想世界」っていいね!現実にもこういう世界があったら面白いな〜〜
10年後くらいにはできるのかな