エーリッヒフロムの「生きるということ」を読んでいる
まだ読んでいる途中だが、まさに今自分が悩んでいることについて書かれており、関心を持って読めている
人間が超人となり、封建的な鎖から解き放たれてからの人間のあり方について、つらつらと書かれている部分については、自分が悩んでいることはとっくに昔に経済学者や哲学者が考えていることだったのだと確認できた
持つこととあること、あり方があって「持つ」のか、持って「ある」のか
持ちすぎる富も貧乏すぎることも悪という宗教的な考えに基づいたら中間層でいることが正しいように思うが、現実にはそうではない
富裕層はより豊かになり、貧しい人はより貧しくなっている
本書でも持つこと自体は「私たちの正常な機能」と記述があるが、今の社会においては、「持つ」ことを前提にあり方を追求した方がいいのかもしれない